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つづけることとつなげること

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以前ラジオから花火のイベントについての話が流れていました。
伝統そのものには興味が薄いワタシ。しかし何かに似ていると思い耳を傾けていたんです。

先日地元(出身地)のお祭りに出かけた記事を掲載しました。
子供の頃より明らかにお客さんが少なくなってるのは事実だと感じています。
お祭りのBGMには飫肥浪漫。踊りは太平踊り。変わることなく続いております。
これらは普段地元に居ないワタシにとって懐かしいものばかりですが
地元にいらっしゃるみなさんや常連さんにとって
ワンパターンで飽きられてるのじゃないかとも思うのです(個人的感想)

いや水戸黄門のように王道のマンネリズムも正しいっちゃぁ正しい。
ただその層は高齢化していまして伝統を継承するには時間が足りない。
若者の祭り離れもあるかもしれません。実際ウチの長男は祭りに反応しないんです。
伝統も継承しつつ若い世代に受ける新しい要素を取り入れるのが長く続くコツなのでしょう。

ところで最近ハロウィンなる新興勢力イベントが浸透してきています。
流行ってるのはコスプレとカップル限定ではないことが要因でしょうか。
なんにせよ時代を写したイベントかと思うのです。

続ける必要があるのは伝統だけではありません。地域のつながりもそうです。
縁あって地域のお手伝いをさせていただいていますが 
組織の運営を継続する必要があることを肝に銘じ ヒントを模索する日々であります。
手前味噌で恐縮ですけど加入率が100%に近い現状は やはりプレッシャーに感じるのです。
当地区は若い世代が多いこともあり 今までと同じやり方が通用するとは思っていません。
個人的には保険の販売方法の変化にヒントを見出しています。
以前のスタイルのように個人のお宅や職場に出向く営業ではなく
店舗として存在し訪れたお客様のニーズにとことん答えるこの方法です。
これやってます!あれやってます!のアピールでは全体がかすんできます。
なのでできるだけどんな状況にでも対応できる準備を淡々と積み上げ
住民の要望に速やかに答えることが若い世代のニーズかと思うのです。

次の担い手がすぐに仕事を継続できるようマニュアルを作っています。
誰かがやってくれるのではなく誰でもできる環境づくり。
新しい世代が中心となればその時代特有のニーズを取り入れるという
柔軟性そのものがコミュニティの継承かと思うのです。



さてさて新しい1週間がスタートしました。
日曜日の市民一斉清掃には参加者がたくさん集まり まちがキレイになりました。
子供たちのお手伝いも多いのも嬉しい限りです。
大人が地域のために頑張っている後ろ姿を
その地域の子供たちが見ることができる環境はいいなと実感しています。
子供たちはアレコレ言われるのを苦手とする世代でもあります。
だとすれば大人はその背中を悠然と見せ続けることが 次の世代への継承方法かもしれません。

今週もはりきっていきましょう~☆




     


by garage-reading | 2017-11-13 23:58 | ことだま