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猛省のハンガーノック体験

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恥ずかしながら 土曜日のハンガーノックについて記しておきます。

【ハンガーノック : 出典 Wikipedia】
自動車に例えるならばガス欠であり、肉体がエネルギーを失った状態を意味し、自らの意志とは関係なく、体は動きを停止する。意識がはっきりしている場合でも、思考は通常より鈍る。回復には、ブドウ糖・果糖など、糖質補給が有効である。一番早く回復させるには点滴を打つ。


天気の良い絶好のコンディション。こんな日は年間を通しても数少ないサイクリング日和。
なのに…調子に乗りすぎたのでしょうね…。

土曜日は今まで通ったことの無いルートを走りました。
いつもは「前半が山岳地帯~後半は平たんな海岸線」というところを
逆ルートで初めに日南海岸を走りました。コレがジツに気持ちよかったんだ…。
(今回のルートは⇒宮崎~日南海岸~飫肥~黒潮ロード~北郷大戸野峠~清武~宮崎)

補給食はスティック状の栄養食4本とパウチ入りのゼリーをひとつポケットに入れて家を出た。
だがしかし 財布を忘れたことに気が付いたのは日南に差し掛かるころ。
補給食を多めに持ってきていたので大丈夫だろうと タカを括っていたのがこの結果。

いつもはコンビニでコーラなどの炭酸飲料をカラダにチャージするんです。
それが無かったワタシのカラダはだんだんと血糖値が下がったのでしょう。
北郷の大戸野峠を越えるころにペダルとハンドルに力が入らなくなりました。
疲れてるわけでもなければキツいわけでもない…あれ?なんだろこの感覚?
この時点で補給食はもう完食。何も残っていません(どうしよう?)
もうダメだと坂の途中で足を着いた途端に 眠気が体を襲いました。
路肩に自転車を倒して木陰でカラダを休める…眠い…意識が遠のく…ヤベっ帰れるんか?
自転車を押して坂を登っても 膝がガクガクになりよろけてしまいます。

なるべくならクルマの通りが少ない道を通ろうと 戸村牧場から清武方面に山を下ることに。
イカン…。ブレーキに力が入らない。ここでもしばし休憩。座ったまま眠りこける。

山の風が冷たくなりハッと目が覚めました。
体力が少し回復したのか 軽くストレッチをしてなんとか自転車に乗れるようになりました。
おそるおそるブレーキに力を込めて ゆっくりゆっくりと下山します。
途中何度が落ちている枝にタイヤがとられてカラダが反応すると 少しずつ調子が戻りました。

自宅までが異様に長く感じましたね。
途中に頑張れコールをメールでいただいたのはホントにありがたかった。
無事に帰ってこれたので言えることなのですが これはこれで貴重な体験です。
もう二度としたらいけません。
こんなんが続くとまわりに自転車辞めたら?って言われますもの。

いやぁとにかく反省。すこぶる猛反省。
体験は記録に残しておかないとまた繰り返しますからね。

そんなこんなでハンガーノックの危険性が分かりました。カラダに沁みました。
やっぱりコーラは大事だなと改めて再確認です(真面目に)

by garage-reading | 2015-03-15 23:27 | 自転車のある暮らし