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夕日とワタシの関係について

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個人的には興味がないのですが CDが売れていないそうですね。
それよりも音楽というジャンルそのものが不調なのかもしれません。

流行の音楽を好んで聴かなくなって久しいのですが 最近の歌はどうもうるさく感じることがあります。
歌詞にしても 会いたいとか会えないとか会いたいのに会えないとか 
たとえばその状況を事細かく伝えたりと 説明が多いような気がするんです。

状況説明が細かければ細かいほど 聞き手には作者の気持ちがしっかりと伝わるのかもしれません。
だとすると 自分の感情とリンクするとそれはもう感情移入の真骨頂かもですね。
そうすれば やっぱり熱しやすければ冷めやすいものですから
流行り廃りの合間が早くなってしまい 年末に今年はやった歌を思い返しても思い出せないのは
インターバルが速すぎて 時間の感覚が曖昧になってきているんじゃないかなぁって思うのです。
(先取りした季節感もなんだか… あと じわっとヒットする曲が少なくなってるような…)

たとえば「夕日が背中を押してくる」は
ワタシが小学校の頃に国語の教科書で取り上げられていた詩であります。
(たしか曲もついていて歌として認知される方もいるはずです)

思い起こせばたぶん 当時のニコる少年は
「夕日はでっかいよね 夕方だったら晩御飯だよね」ぐらいの感覚だったと記憶します。
それから数十年経った現在 詩の内容が難解で どう捉えてよいのかわかりません。
…となると当時考えていなかったことをいろいろ考えてしまいます。
季節は秋かな?なんだか寂しい感じだし。
何しろ晩御飯が恋しくなるのは 食べ物の美味しい秋から冬じゃなかろうか?
それはそれとして 晩御飯は何がうれしかったかな?とかね。
あ いや そもそも夕日が背中を押してくるというのはどうなイメージなのか?

そう考えると 詩の内容は個人の解釈ひとつでどうにでもなると思いますし
かといって 作者がこういう思いで受け取ってほしいなんて要求は無いんじゃないかな と思えます。

わかりませんが もともとはものすごく肉付きのある文章で よけいな部分をそぎ落として
この詩に辿り着いたのかもしれません…勝手な想像ですが。
極端なハナシ 和歌や俳句になると想像の範囲が広くなり なんだか余裕すら感じられます。
ともすると こうも文章が長いと 
わかってくれ!この私の思いを感じてくれ!…と かまってほしいのかな?なんて(笑)
「いやいや ニコるよ この文章だってそうとう長いと思うぞ」
…あ ですよね~(苦笑)

そもそもね きょうはこういうことを言いたかったはずじゃないのです。

さよなら さよなら さよなら きょうの日 すてきな いい日だね あしたの朝 またあおう

コレぐらいの余裕が欲しいなぁ…と思うのです。夕日と一緒に帰ることが多くなった最近は。
それだけの話のつもりだったんですが たぶんかまって欲しいという気持ちの現われかも…わはははは。



さてさて 新しい1週間が音も立てずに現れた様な気がします。
気がつかなかったのは運動会の疲れからでしょうか?(子どもと先生はお休みで羨ましいよね?)
今年も大きな行事がひとつ終わりました。
ぼぉっとしていると夕日の方が先に帰るかもしれません(あっという間に年末モードへ突入か?)
只今 貴重な時期ですよ。
夕日に感謝しながら帰りたいものです。

今週もはりきっていきましょう~☆

by garage-reading | 2012-10-15 22:04 | ことだま