人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地域と言う名のこれから

地域と言う名のこれから_c0184491_21553655.jpg

今回の話題はコチラの記事を読んでの雑感です。

日本各地で地方再生の動きが盛んになっていますね。
各々の地域にある大学で その地域を活性化させるための学部が作られています。
もちろん宮崎の大学にも地域活性に関連した新しい学部が作られました。

それは少子高齢化が避けられない時代の必然的な流れかと思っております。
この新しい流れを客観的に見ていて なんだかビミョーな違和感を感じるのはワタシだけでしょうか。
スマートな仕事だけをやってられる時代は そのうち終わるんじゃないかと危惧しています。

これだけネットワークの行き届いた社会です。
都市部でやっていたお仕事を地方で続けても特に問題なく移行出来るのでしょう。
宮崎でもIT関連の事業が数多く参入してきたことも時代の流れだと思います。
ネットと宅配の力でどこに住んでいても同じような買い物ができるようになったのはうれしいですよね。
ただ便利化が進む一方で 世の中では少子化による人口減少も始まっています。
田舎の道路や橋を自転車で通るたびに 今後メンテナンスは大丈夫なんだろうかと思うこともあるんです。

人口が減れば税収も減少し行政サービスも今までと同じようにはいかないでしょう。
そうなるとワタシたちは生きてゆくために 数多くのお仕事を兼業していく必要が出てくることと思います。
記事の内容から引用させていただくと「暮らしに欠かせない仕事」を
地域で支え合ってゆく時代が来るんだろうと予測するのです…なんとなくですが。

経済活動を発展させるよりも 生きてゆくために必要な仕事をどう支えてゆくのか。
そろそろこれを真剣に考える時代なのかもしれません。

飛躍した話になりますが 精神的な病気のほとんどは
無人島に行けば何とかなるんじゃないかと思うことがあります(本気で行くのは無理ですけどね)
というのも生きにくい世の中が起こした事象は 人と関わらず生きてゆく時点で解消されるはずなんです。
なんせ生きてゆくために周囲に頼ることはできません。
おのれの力で暮らしに欠かせない仕事をやっていくほかないのです。
ひとりの力ではどうにもならないなと考えた時に 他人のありがたさも分かるんじゃないでしょうか。

それにしても世の中便利になりすぎました。
便利になることを求めるのは 経済活動の大きなエネルギーのひとつでしょう。
ただ一方でこの暮らしをリセットすることから 暮らしに欠かせない仕事を認識できるのも事実です。

地域のお仕事をしていると「助け合いましょう」という言葉だけが先走ってることに直面します。
耳触りの良いフレーズを聞くだけで助け合ったつもりになっているような気もしています。

今後はこんな世の中になっていくはずだから
自分の子供に「じゃぁお前さんはどうする?」と聞いてみようかと思います。

具体的な職業だけが「夢」であってはいけないはずだと考えた月曜日でした。



さてさて新しい1週間がスタートしました。
ここ最近走ったり自転車に乗ったりと今年の帳尻を合わせる行動をとっているワタシでございます。
でもね無人島に自転車を持って行きたいとは思いませんし
ましてやその無人島で健康のためにランニングを続けるとも思えません。
それは暮らしに欠かせない仕事ではありませんもの(笑)
その行動が日頃のストレスからくるのもだとすれば 無人島に行けば不要になることでしょう。
でもね キャンプすら苦手なワタシとしましては
そのあたりのサバイバル能力を身に着けることからはじめなきゃ…というところでしょうか。
それよりもまず泳げないんだよねぇ(汗)

今週もはりきっていきましょう~☆






         

by garage-reading | 2016-12-12 23:45 | ことだま