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この国の未来を自転車の上で考えると

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■だって、自転車しかないじゃない/疋田智著(朝日文庫)



行き着くところはそうなんじゃないのかな…と思うのです。いやむしろ行き着かなくては と。
天邪鬼なワタシにとってエコだの地球環境だのは 耳ざわりが良過ぎてなんだか居心地が悪いのです。
ここだけの話 イチバンどうにかして欲しいシステムはエコキャップ運動だったりします(小声)
集められたキャップの金額換算よりも高い輸送費とその箱代という例のアレです。
なんだかエコカー減税の在り様と似ている気がするのはワタシだけなのでしょうか?(本誌とは関係ありません)
それはさておき
やっぱり残り少ない化石燃料を考えるとホントに自転車しかないと思うのです。
最近では自転車ブームの広がりもひと段落なのかなと感じてきました。
爆発的に広がることは もうないかもしれませんね。
しかしながらここ数年で何かに目覚め 自転車の楽しさや健康への影響に気付いた方々は
将来的に自転車から降りることは無いようにも思えます。

クルマにしかできないことはクルマに任せるとして
できることならそのほかのことは自転車でやっちゃいませんか?…公共交通機関を使うってのもアリですが。

自転車を見直すきっかけになればイイですよねって話は置いといて
ジツはこの本では60年代後半から80年代前半にかけて流行った
あのジュニアスポーツについて 貴重な資料を添えて語っています。コレがジツに興味深い。

フラッシャーやリトラクタブルにフォグライト。オイルディスクブレーキやハイメカギアボックス。
はたまたモンテカルロのランチアタイプやポルシェタイプ。
なんだか懐かしくて恥ずかしいニッポンの自転車の歴史。
この辺りが本書のイチバンの楽しみだとワタクシ的には思うのでありました(オススメですわ)

by garage-reading | 2013-06-01 21:00 |